婚活をしていると、つい色々な女性に目移りしてしまうことがあります。
お見合いが順調に組めているときほど「もっといい人がいるかも」という気持ちが出やすくなるものです。
しかし、これが原因で仮交際がすぐ終了してしまう男性は、少なくありません。
今回は、目移りが招く失敗と、1人の女性にしっかり向き合うための考え方についてお伝えします。
なぜ“目移り”は失敗するのか

仮交際では、複数の人と同時にやり取りすること(重複交際)が可能です。
しかし、やり取りが増えると1人あたりへの連絡やデートの頻度が減り、女性に「大事にされていない」と感じさせてしまいます。
特に、デートの日程がなかなか決まらない、会うまでの間隔が空きすぎる、LINEの返事が遅いといった状況は、女性にすぐに察知されます。
「他にも会っている人がいるんだろうな」という感覚は、ほとんどの女性が経験から見抜くものです。
「言わなきゃバレない」は通用しない
婚活では正直にすべてを話す必要はありませんが、態度や行動には隠せない部分が出ます。
例えば、他の女性との予定を優先してデートを後回しにしたり、LINEでの反応が淡泊になったりすれば、それだけで「私に本気じゃない」と判断されてしまいます。
女性は、自分だけを見てくれている男性に安心感を持ちます。
その安心感がないと、交際終了の判断は早いのです。
お見合い数=自分の価値ではない

「せっかくお見合いが組めているから、もっと数をこなしたい」という気持ちになる男性もいます。
しかし、結婚相談所での活動は、お見合いをたくさん組むことがゴールではありません。
たった一人の女性と結婚するために行うものであり、数が増えるほど選択肢は広がるように見えて、実は集中力が削られ、結論を出せないまま全員いなくなるリスクが高まります。
目安は「3回デート or 交際1か月」
仮交際が始まったら、3回目のデートまたは1か月程度を目安に、真剣交際に進みたい女性を一人に絞りましょう。
一人に集中してデートを重ねれば、気持ちの距離が早く縮まり、お互いの本音や価値観を深く知ることができます。
複数の相手を同時進行することは婚活のルール上可能ですが、長く続けるほどリスクが大きくなります。
早めに一人に決めて、しっかり向き合う姿勢を見せることが、成婚への近道です。
当相談所では、仮交際の進め方や一人に絞るタイミングについて、経験豊富な仲人とカウンセラーがアドバイスします。
LINEや面談での相談も随時可能ですので、迷ったときはいっしょに考えて、最適な判断をしていきましょう!
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