仲人が感じる「信頼」の大切さ
結婚相談所で活動をしていると、さまざまなご相談をいただきます。
その中には、お見合いや交際についての悩みだけでなく、ご家族との関係や仕事との両立など、生活に関わるご相談も少なくありません。
婚活は一人で進めるものではなく、お相手や相談所との信頼関係の上に成り立っています。
今回は、婚活で大切な「思いやり」と「信頼」についてお話ししたいと思います。
婚活では約束を大切にすることが信頼につながる
以前、ある女性から「親に婚活をしていることを内緒にしたいのですが、入会できますか?」というご相談をいただいたことがあります。
ご家族に内緒で婚活をされる方は珍しくありませんので、それ自体は問題ありません。
しかし更にお話を伺うと「親の通院や買い物を頼まれたら、お見合い当日に行けなくなるかもしれません。私が出掛けるなると急に具合が悪いとか、送って行ってと言い出すことが多いのです。その場合はキャンセル料を支払います」とのことでした。
親御さんを大切にされている気持ちは素晴らしいことです。
ですが、お見合いは自分一人だけの予定ではありません。
お相手も時間を調整し、身だしなみを整え、その日のために準備をしています。
婚活では約束を守ることが信頼につながります。
そのため、気軽なキャンセルを前提とした活動はおすすめできません。
キャンセル料を払えば済む問題ではない理由

結婚相談所のお見合いにはキャンセル料(違約金)のルールがあります。
しかし、キャンセル料は「支払えば何をしてもよい」という意味ではありません。
当日キャンセルになれば、お相手だけでなく、お相手相談所にもご迷惑をおかけすることになります。
さらに、繰り返されれば本人だけでなく、所属する相談所全体の信頼にも関わってきます。
婚活では、お互いが安心して活動できる環境を守ることも大切です。
だからこそ、お見合いの約束は責任を持って守っていただきたいと考えています。
相手目線で考えられる人は交際が続きやすい
これはお見合いだけの話ではありません。
交際中にも同じことが言えます。
実際に交際終了となったケースでは、
「自分の都合ばかり優先されているように感じた」
「相手の気持ちを考えてもらえなかった」
という理由が挙がることがあります。
本人には悪気がなくても、自分の考えや希望ばかりが優先されてしまうと、お相手は疲れてしまいます。
結婚は二人で築いていくものです。
だからこそ、自分の気持ちだけでなく、お相手の立場や考え方にも目を向けることが大切なのです。
成婚する人に共通する思いやりの姿勢
成婚される方を見ていると、相手を思いやる気持ちを自然に持っている方が多いように感じます。
もちろん、価値観がまったく同じというわけではありません。
意見が違うこともありますし、考え方が合わない場面もあります。
それでも、
「どうしたらお互いが気持ちよく過ごせるだろう」
「相手はどう感じているだろう」
と考えながら歩み寄ることができます。
こうした姿勢が、将来の結婚生活にもつながっていくのだと思います。
まとめ|結婚はお互いを思いやる気持ちの積み重ね
婚活では条件や希望も大切ですが、それ以上に大切なのが相手への思いやりです。
お見合いの約束を守ること、相手の立場を考えること、そして歩み寄る気持ちを持つこと。
こうした小さな積み重ねが信頼関係を築き、成婚へとつながっていきます。
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