お見合いから交際に進むと、うれしくてつい急速に距離を縮めたくなるものです。
しかし、仮交際はまだ一般的な「恋人」として接すると、嫌がられてしまうかもしれません。
距離感を誤ると、せっかく順調だった交際が一気に終了してしまいます。
今回は、仮交際と真剣交際の違いを理解し、自然な距離感を保ちながら交際を進める方法についてお伝えします。
仮交際は「恋人候補の友達」

仮交際は、まだお互いを知るための期間です。
私は、よく「恋人候補の友達」という表現を使います。
この段階で一般的な恋人のように振る舞うと、女性は警戒心を持ちやすくなります。
例えば、身体に触れたりキスをするなどの早すぎるスキンシップや、交際人数など過度にプライベートな質問をすることはしないでください。
「早く結果を出したい」という焦りや「もう交際成立したのだから彼氏として接していいはず」という思い込みが、距離感を間違える原因です。
焦って近付きすぎるより、適度な距離で安心感を与える方が結果的に早く関係は深まります。
まずは「この人ともっと話したい」「また会いたい」と思ってもらえる関係を目指しましょう。
真剣交際は「結婚候補の恋人」
真剣交際に入ると、結婚を前提にした具体的な話や将来設計もできるようになります。
結婚観や住む場所、仕事との両立なども少しずつ話し合える段階です。
そのためには、仮交際の間に信頼関係をしっかり築くことが不可欠です。
焦らず、でも確実に距離を縮めていきましょう。
ただし、ここでも過度なスキンシップは、良くない結果を招くことのほうが断然多いので、気を付けてください。
会うペースは「無理のない毎週」が理想

交際1か月ほどで真剣交際に進むかどうかを判断するためには、基本的に毎週のデートが望ましいです。
ただし、相手がまだ他のお見合いを控えている場合、最初から毎週は難しいこともあります。
ここで注意したいのは、「お見合いが残っているか」を直接聞くのはルール違反という点です。
予定が合わないときは無理に詰め込まず、次に会える日を笑顔で確認し、会えない期間はLINEや電話でつながりを保ちましょう。
仮交際は「恋人候補の友達」、真剣交際は「結婚候補の恋人」
この違いを理解し、無理のない毎週デートを意識しながらも、ルールを守って距離を縮めましょう。
焦らず信頼を積み重ねることが、成婚への近道です。
当相談所では、交際のステージごとの距離感や会う頻度、連絡の仕方まで丁寧にアドバイスします。あなたの状況や相手の性格に合わせて最適なタイミングや方法をいっしょに考えますので、安心してご相談ください。
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